こんにちは。宰です。
超初心者向けに、撮影した動画のカットのコツをお伝えします。
Premireのシーケンスに撮影した素材を並べて、内容を見ながらカットをしていませんか?
これは時間がかかるし、ムダが多いNG編集です…!
カットは編集における「下ごしらえ」のようなものです。ここはすばやく済ませましょう。
編集PCと使用ソフト
[amazon asin=”B09NVP1HCR” kw=”マウスコンピューター DAIV 5N”] [amazon asin=”B00FOHQZPI” kw=”adobe CC”]カットのコツ
カットする際は下記の3点のコツをまず押さえましょう。
- 早回しですべての映像を確認
- 波形が0に近いところはカット
- ノイズをカット
①早回しですべての映像を確認
Premireに読み込む前に、素材となる映像を確認します。
せっかちに「全部読み込んじゃえ!」と全部Premireに読み込むと、編集データ内での整理が大変になります。素材を複数読み込んでいれば、当然PCへの負荷になるので、出来るだけ無駄なデータをいれない方がベターです。
素材の動画が1つでも、読み込む前に早回しでざっくり内容を見ておきましょう。
確認するときは次のことに注目して見ると、編集作業するときが楽です。
- どこが見せ場か?
- 内容が被っている箇所はないか?
- 音が聞こえにくい箇所はないか?
②波形が0に近いところはカット
シーケンスに動画素材を並べます。
上が「映像」、下が「音」です。
右端と下のバーで、縦横の拡大・縮小ができます。
「音」を拡大すると、ギザギザの波が確認できますね。これが音の「波形」です。
音の大きさを視覚的に見ることができます。大きい音は波が大きく、小さい音は波が小さいです。
波がほぼ出来ていない部分は、無音の箇所です。
youtubeの編集のコツとして「無音部分のカット」があります。
波形を見て、無音はとりあえず消します。人が映っていても、何を喋るか迷って無言のシーンの場合がほとんどです。
カットした端を引き延ばせば、カットした部分がまた現れるので、カットは恐れず大胆に。
無音は無駄無駄無駄ァ!
映画やアニメをよく見る人ほど「間をもたせる方がかっこよくない?」と思うかもしれませんが、youtube向きの構成と、じっくり練られた物語のある作品とは根本的に作り方が違います。
物語の構成のコツは気が向いたら書くかもしれません。「はやく知りたい…!」というせっかちな方はyoutube等でリクエストをコメントしてくださいませ。
③ノイズをカット
物が落ちたときや服のボタンがマイクにぶつかったときなど、波形がするどく、高く伸びています。
話している内容が必要なのに、ノイズがひどくてよく聞こえない箇所もカット対象です。残しても使えることは殆どないです。私の経験上、どうしても素材が足りなくなったときに復活させたくらいですね。
カットのコツのまとめ
事前に映像を確認することと、波形を見ることがカットのコツです。
内容を見ながらカットするより、体感3倍は速いです。
本格的な映像編集をする場合は下処理段階で行うことが他にもありますが、全部最初から行うのは大変です。
まずはyoutubeの編集で必要な内容だけ覚えていきましょう。